マーチンゲール法は連敗している時に1度でも勝てば今までの損失を一気に取り返せる攻略法で、成功すれば強力な効果が得られるうえに負ける度にベット額を倍にしていくというルールの分かりやすさから、プロから初心者まで幅広く利用されている攻略法です。
ただし、攻略法はあくまでも状況別に使い分けることで今までの負けと取り返す、または利益を狙うという効果が得らえるもので、100%勝てる必勝法というわけではありません。
それでも攻略法の仕組みとリスクをよく理解したうえで使い方を工夫すれば、ただ利用しただけの時よりも勝率を上げることが可能です。
そこで今回は、マーチンゲール法の勝率を上げるコツを解説していきたいと思います。
(①マーチンゲール法の勝率を知っておく)
マーチンゲール法で勝つ確率を少しでも上げるには、連敗するリスクをできる限り抑えることがポイントとなります。そのためにはまず、マーチンゲール法を使った時の勝率を知っておく必要があります。
マーチンゲール法と相性が良いゲームは勝率が約50%で、配当が2倍のものです。
勝率が約50%とうことは1回目のゲームでも5回目のゲームでも勝率は約50%と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。
カジノゲームはゲーム回数を重ねるほどに負ける確率が高まっていく大数の法則が働くため、実際の勝率が以下の通りになります。
1回目 2回目 3回目 4回目 5回目
50% 25% 12.5% 6.25% 3.13%
6回目 7回目 8回目 9回目 10回目
1.56% 0.78% 0.39% 0.20% 0.1%
以上の表から、6回目以降となるとほぼ勝つ見込みはなくなることを覚えておいてください。
(②マーチンゲール法のリスクを理解しておく)
マーチンゲール法は連敗していても1度でも勝てば今までの負けを全てなかったことにできるという「理論上」は必ず勝てる攻略法であるとされています。
しかし実際のギャンブルは理論通りにはいかず、連敗がいつまで続くかは誰にも分かりませんし、不正でもない限り誰にも操作することは不可能です。
また忘れてはいけないのは、負ける度にベット額が雪だるま式にかなりのスピードで増えていくというマーチンゲール法最大のリスクです。
例えばマーチンゲール法を1ドルから始めたとすると、ベット額は以下のようになります。
1回目のベット額 1ドル
2回目のベット額 2ドル
3回目のベット額 4ドル
(略)
10回目のベット額 512ドル
(略)
20回目のベット額 524,288ドル
こうやって表にすると、マーチンゲール法のベット額の膨らむスピードは非常に速く、連敗数によってはかなりの額の資金が必要であることがお分かりいただけると思います。
しかも、どんなに大金をベットして1回の勝利を掴んだとしても今までの損失を取り返せるだけで、得られる利益は初回ベット額程度のものです。
さらに、オンラインカジノではベット額の上限が設定されていることが普通であり、ベット額の上限に引っ掛かってしまうと大損を被ったままでゲーム終了となってしまいます。
マーチンゲール法を使う際には、このようなリスクが潜んでいることを忘れてはいけません。
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