オンラインカジノや本場カジノで遊ぶことはあっても、ディーラーとして働く機会は海外在住でもない限りほぼないように思います。ルーレットを回したりテーブルゲームの進行を行ったり、煌びやかな場所で働くことを想像するとなんとなくカッコいいですね。
その働き方から稼ぎが良さそうだと感じる人もいれば、それほどでもないのではないかと感じる人もいるようですが、実際のところはどうなのでしょうか?
将来的に日本国内にもカジノができる可能性があることを考慮して、今回はカジノディーラーの気になる年収や働き方などにスポットを当ててみたいと思います。
(①カジノディーラーの年収)
カジノディーラーという職業に対して一番気になるのは年収ではないでしょうか?
カジノディーラーは席についたお客さんを接客しつつ的確にカードを捌いたり配当の計算をするなど、求められる能力と技術は思いのほか多そうです。
職業に対して必要とされるスキルを考えると稼ぎが良さそうなイメージですが、実際は仕事内容のわりに年収は少し低めのようです。
マカオやラスベガスなどを例に挙げると、カジノディーラーの年収は以下の通りとなっています。
・年収は約200万円から400万円。月収にすると約20万円から約30万円あたりになる。
・時給は約700円から900円程度が目安。
お給料の設定はほぼ最低賃金となっているため、これだけでは月々の生活に余裕がないように思いますが、実はディーラーには月収とは別の収入源があり、それによって稼ぎに大きな差が生まれます。
(②ディーラーの別の収入源は「チップ」)
海外に行くと「チップ」というワードをよく耳にすると思います。チップはウェイターやホテルのスタッフなどがしてくれたサービスに対して任意で支払うもので、日本国内ではあまり馴染みがありませんが、海外では常識となっています。
カジノの客入りや規模、客層やディーラーの接客レベルなどによってチップの金額は変わってくるので、「チップでこれだけ稼げます!」と一概に断言することはできませんが、ディーラーによっては年収とチップを合わせて楽に日々の生活が送れるくらい稼いでいるケースもあります。
(③ディーラーより上の管理職になれればかなり稼げる可能性がある)
規模が大きいカジノであれば、出世に伴って年収も大きく変化します。
出世コースの例として、最初は各テーブルにつくディーラーからスタートして、フロアパーソンやマネージャーなどという職業を経て、管理職となるステップがあります。
これはつまり、基本給をもらいながらチップでも稼ぎつつ出世できれば、さらに稼げる可能性があるということです。
決して楽な仕事ではないと思いますが、将来的にディーラーとして働く機会があればチャレンジする価値はあると考えられます。
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